中国輸入で後悔する人は、ここを確認していません。

中国輸入・仕入れの注意点
目次
中国輸入で後悔する人は、ここを確認していません。
中国輸入で商品を仕入れるとき、多くの人が確認するのは価格、商品写真、納期あたりです。
もちろん、どれも大切です。
ただ、それだけを見て発注すると、商品が届いてから「こんなはずじゃなかった」となることがあります。
中国輸入で後悔する人が見落としているもの。
それは、商品そのものではなく、「取引条件のズレ」です。
いきなり少し固そうな言葉を出しましたが、難しい話ではありません。
簡単に言うと、
こちらが思っていた商品
↓
工場が作った商品
↓
実際に届いた商品
この三つが、きちんと同じになっているかどうかです。
中国輸入では、この間に小さなズレが生まれやすいです。
そして小さなズレが重なると、最後に大きな後悔になります。
一番確認されていないのは「どこまで同じなのか」
中国輸入では、商品写真を見て仕入れを判断することが多いと思います。
写真がきれいで、価格も安い。レビューも悪くない。
それなら大丈夫そうに見えます。
ただ、写真が同じだからといって、届く商品まで完全に同じとは限りません。
見た目だけでは分かりにくい違い
・素材の種類
・生地や部品の厚み
・塗装や印刷の方法
・縫製や接着の強度
・サイズの誤差
・梱包の状態
・検品の基準
商品画像では、ここまでは分かりません。
画像では同じに見えても、実物を触ると全然違う。中国輸入では、普通にあります。
ちょっと困るのが、届いてから気づくことです。
「同じ商品を注文した」ではなく、
「どこまで同じ商品なのか」を確認する必要があります。
工場の「大丈夫です」は、こちらの大丈夫とは違う
工場や仕入れ先とやり取りをしていると、よく出てくる言葉があります。
「大丈夫です」
これ、安心しますよね。
ただし、少し注意が必要です。
工場側が言う「大丈夫」は、
・製造自体はできる
・似たような形にはできる
・多少の誤差は問題ない
・いつもの品質なら作れる
という意味かもしれません。
一方、こちらが考えている「大丈夫」は、
・日本で販売できる品質
・サンプルと同じ仕上がり
・クレームにならない状態
・指定どおりのサイズや色
だったりします。
同じ「大丈夫」でも、見ている基準が違います。
なので、「大丈夫です」と言われたら安心して終わりではなく、
何が大丈夫なのか。
どの基準で大丈夫なのか。
どこまで保証されるのか。
ここまで確認して、初めて本当に安心できます。
サンプルだけ見て安心すると、量産で後悔する
中国OEMで特に多いのが、サンプルと量産品の違いです。
サンプルがきれいだったので、そのまま量産を依頼した。
ところが、届いた量産品を見ると、
・色が微妙に違う
・縫い方が雑になっている
・部品が別のものに変わっている
・ロゴの位置がズレている
・不良品が想定より多い
こうしたことがあります。
サンプルは一つだけ丁寧に作れます。
でも量産になると、作業する人、使用する材料、製造ラインが変わる場合があります。
だから確認したいのは、サンプルが良いかどうかだけではありません。
量産前に確認したいこと
・量産時も同じ材料を使うか
・色やサイズの許容範囲
・不良品と判断する基準
・途中で部品変更がないか
・量産後の検品方法
・不良品が出た場合の対応
少し細かく見えますが、発注後に何百個も届いてから困るより、最初に確認した方が楽です。
本当に。届いてからの修正は、かなり大変です。
見積り金額だけでは、本当の仕入れコストは分かりません
中国輸入の仕入れ先を比較するとき、商品単価だけを並べることがあります。
A社が500円、B社が600円なら、A社の方が安く見えます。
ただ、A社の500円には、
・個包装が含まれていない
・検品費用が別
・中国国内送料が別
・ロゴ印刷代が別
・日本までの送料が高い
という可能性があります。
逆にB社の600円には、それらが含まれているかもしれません。
これでは、500円と600円をそのまま比較できません。
見積りで確認するのは金額だけではなく、
「どこまで含まれた金額なのか」です。
商品単価は安かったのに、最終的な支払額は高くなった。
これも、中国輸入でよくある後悔の一つです。
工場の得意分野を確認していますか?
同じ種類の商品を作っている工場でも、得意分野は違います。
例えば、同じバッグを作る工場でも、
・低価格品が得意な工場
・高品質な縫製が得意な工場
・小ロット対応が得意な工場
・大量生産が得意な工場
・細かいOEM加工が得意な工場
それぞれ違います。
安い工場が悪いわけではありません。
ただ、自分が求める商品と、工場の得意分野が合っていなければ、うまくいきにくいです。
高品質な商品を作りたいのに、低価格大量生産が中心の工場を選ぶ。
小ロットで細かく調整したいのに、大量生産専門の工場を選ぶ。
これでは、どちらが悪いというより、単純に相性が良くありません。
工場選びは、安さ比べではなく、相性探しです。
法律や販売ルールも、仕入れる前に確認する
商品によっては、品質や価格だけではなく、日本で販売するための確認が必要です。
電気用品、食品に触れる商品、化粧品に関係する商品、子ども向け商品などは、特に注意が必要です。
また、ロゴ、キャラクター、ブランド名、デザインなどには、知的財産の問題が関わる場合もあります。
商品が届いてから、
「日本では販売できなかった」
「Amazonで出品できなかった」
「商標やデザインの問題があった」
「必要な表示が足りなかった」
となると、安く仕入れられても意味がありません。
仕入れ前に確認する方が、圧倒的に安く済みます。
中国輸入で後悔しないための確認ポイント
発注前に、最低限このあたりは確認しておきたいです。
発注前チェックリスト
☑ 商品写真と同じ素材・仕様か
☑ サンプルと量産品が同じ条件か
☑ サイズや色の許容誤差はどれくらいか
☑ 検品内容と不良品の基準は明確か
☑ 包装や付属品まで見積りに含まれているか
☑ 送料や追加費用を含めた総額はいくらか
☑ 工場の得意分野と商品が合っているか
☑ 日本で販売できる商品か
全部を完璧に確認するのは難しいです。
ただ、価格と写真だけで決めるのと、条件を一つずつ確認してから決めるのとでは、失敗する可能性が大きく変わります。
すでに販売している人ほど、見直す価値があります
中国輸入の見直しは、これから始める人だけのものではありません。
Amazon、楽天、Yahoo!ショッピング、メルカリ、BASE、Shopifyなどで、すでに商品を販売している方にも関係があります。
長く仕入れていると、今の仕入れ先が普通に感じられます。
大きな問題がなければ、わざわざ変えようとも思いません。
でも、
・今の価格は本当に適正なのか
・中間業者が何社入っているのか
・工場直仕入れに変えられないか
・品質を落とさずコストを下げられないか
・OEMにした方が利益が残らないか
これは、調べてみないと分かりません。
トラブルがないから最適、とは限らないんですよね。
中国輸入の後悔は、商品が届かなかったことだけではありません。
本当は残せた利益を、知らないまま失っていることもあります。
バイヤーアシストが確認すること
バイヤーアシストでは、中国輸入、中国OEM、工場直仕入れのご相談を受けています。
ただ、一番安い工場を探して終わり、という考え方ではありません。
今の商品、販売価格、必要な品質、販売方法などを確認しながら、最終的に利益が残る仕入れ方法を考えます。
商品によっては、今の仕入れ先を変えない方が良いこともあります。
OEMにしない方が良いケースや、工場直仕入れが合わない数量もあります。
その場合は、無理に変更をおすすめしません。
反対に、今の仕入れ価格や仕入れルートに、見直せる部分が見つかることもあります。
まずは確認だけでも大丈夫です
あなたの商品、本当に今の仕入れ先が最適でしょうか?
商品URL、写真、商品名だけでも、確認できることがあります。
「今の仕入れ価格は高いですか?」くらいのご相談でも大丈夫です。
まとめ
中国輸入で後悔する人が確認していないのは、商品の価格だけではありません。
本当に確認したいのは、
・こちらと工場の認識が合っているか
・サンプルと量産品が同じ条件か
・見積りに必要な費用が含まれているか
・商品と工場の得意分野が合っているか
・最終的に利益が残る仕入れになっているか
という部分です。
中国輸入で大切なのは、安く買うことだけではありません。
届いてから後悔しない条件で、利益が残る商品を仕入れることです。
今の仕入れ、本当に確認できていますか?
バイヤーアシストでは、中国輸入・中国OEM・工場直仕入れによる利益改善をサポートしています。
商品URL、写真、商品名だけでもご相談いただけます。無理な営業や、強引な仕入れ先変更は行いません。
まずは「この商品、今のままで大丈夫ですか?」とお気軽にご相談ください。