Amazonで売れている商品を見積りしてみました

こんにちは。バイヤーアシストです。

今回は、Amazonで実際に売れているノーブランド商品をもとに、仕入れ価格を調べてみた事例をご紹介します。

Amazonの商品ページを見ると、レビューも付いていて、販売も続いている。

見た感じ、普通に売れている商品です。

ただ、中国工場に近い仕入れルートで見積りを取ってみると、現在の仕入れ価格より約3割安くなる可能性が見えてきました。

※お客様や商品の特定を防ぐため、商品内容・価格・数量などは一部調整しています。ただし、見積りの考え方や価格差が生まれた理由は、実際の相談事例をもとにしています。

Amazonで売れているノーブランド商品を調べました

今回確認したのは、Amazonで販売されているノーブランド商品です。

特別に珍しい商品ではありません。

検索すると似た商品がいくつか出てきて、複数の販売者が扱っているタイプの商品でした。

こういう商品、Amazonではかなり多いです。

  • ブランド名が付いていない
  • 似た商品を複数の販売者が扱っている
  • 価格帯もある程度そろっている
  • レビュー数の多い商品もある
  • 中国から仕入れている可能性が高い

相談内容はシンプルでした。

今回のご相談

「Amazonでこの商品を販売しています。もう少し仕入れ価格を下げられますか?」

届いたのは、販売ページのURLと現在の仕入れ価格です。

最初はこれくらいの情報でも大丈夫です。

商品ページを見れば、形状、サイズ感、素材、レビュー、競合価格など、ある程度の情報を確認できます。

そこから中国側で類似商品や工場候補を探していきます。

最初に確認したのは「本当に同じ商品か」です

Amazonで売れている商品と似た商品を中国側で探すと、かなり安い商品が見つかることがあります。

でも、ここで価格だけを見てはいけません。

写真は似ていても、実際には別物ということが普通にあります。

  • 素材の厚みが違う
  • サイズが少し小さい
  • 部品の品質が違う
  • 縫製や加工方法が違う
  • 付属品が含まれていない
  • 梱包方法が簡易的

Amazonの商品ページだけを見ると、そこまで細かく分からないこともあります。

なので、レビュー内容や商品画像、説明文を見ながら、現在の商品に近い仕様を整理しました。

見た目が似ているだけでは、正しい価格比較になりません。
同じ品質に近づけた条件で見積りを取ることが大切です。

現在の仕入れ価格を整理しました

今回の商品は、すでに販売実績があり、毎月ある程度の数量が動いていました。

現在の仕入れ先にも大きな不満はありません。

商品も届くし、販売もできている。

ただ、Amazonの販売手数料や広告費を差し引くと、思ったほど利益が残らない状態でした。

今回確認した主な条件

  • 現在の商品単価
  • 毎月の発注数量
  • 商品のサイズと素材
  • 個包装の有無
  • 検品内容
  • 中国国内送料
  • 日本までの国際送料

商品単価だけが安くても、送料や検品費が高ければ意味がありません。

Amazon販売では、販売手数料やFBA手数料、広告費もかかります。

なので、仕入れ価格の差は、そのまま利益に直結しやすい部分です。

中国工場に近いルートで見積りを取りました

今回は、中国側で複数の類似商品と工場候補を確認しました。

最初に見つかった商品は、確かに安かったです。

ただ、素材や細かな仕様に違いがあり、そのまま採用するのは難しいと判断しました。

そこで、現在Amazonで販売している商品に近い条件を整理し、同等に近い仕様で再見積りを取りました。

比較項目 現在の仕入れ 工場見積り
商品単価 約1,200円 約840円
発注数量 100個 100個
商品仕様 既製品 ほぼ同等仕様
個包装 あり あり
簡易検品 内容不明 条件指定あり
価格差 約30%削減
1個あたり約360円。100個なら、商品代だけで約36,000円の差です。

3割と聞くと、かなり大きく見えます。

実際、大きいです。

ただし、ここで終わりではありません。

商品代以外の費用まで含めて、本当に安くなるかを確認する必要があります。

なぜ約3割も安くなったのか

今回、価格が下がった理由は、工場に強く値下げを要求したからではありません。

主な理由は、仕入れルートの違いです。

1.中間業者の少ない仕入れルートに変えたこと
2.継続発注を前提に数量をまとめたこと
3.不要な梱包や過剰な仕様を見直したこと
4.販売店ではなく、製造側に近い価格で確認したこと

Amazonでノーブランド商品を販売している場合、仕入れ先が必ずしも製造工場とは限りません。

中国の販売業者から仕入れていて、その販売業者も別の工場から仕入れている。

そうなると、仕入れ価格の中に複数の利益が含まれていることがあります。

同じ中国仕入れでも、どこから買うかで価格は変わります。
中国から買っているから安い、とは限りません。

Amazon販売では、360円の差がかなり大きい

Amazonでは、商品が売れれば、そのまま販売価格が利益になるわけではありません。

販売手数料、FBA手数料、広告費、返品対応など、いろいろな費用がかかります。

なので、仕入れ価格が1個あたり360円下がると、その効果はかなり大きくなります。

月間販売数 月間の差額 年間の差額
月50個 約18,000円 約216,000円
月100個 約36,000円 約432,000円
月300個 約108,000円 約1,296,000円
月500個 約180,000円 約2,160,000円

もちろん、実際には国際送料や検品費、関税、為替変動などがあります。

そのため、360円がそのまま全額利益になるわけではありません。

それでも、売れている商品ほど、仕入れ価格の差は積み重なります。

販売価格を上げなくても、利益率を改善できる可能性があります。

送料や検品費を含めると、実際の差はどうなったか

商品単価だけを見ると、約30%安くなりました。

ただし、日本へ届くまでには、ほかにも費用がかかります。

  • 中国国内送料
  • 検品費用
  • 梱包費用
  • 国際送料
  • 関税
  • 輸入消費税
  • 送金や決済にかかる費用

これらを含めると、実質的な削減率は少し下がります。

今回の条件では、日本へ届くまでの費用を含めても、1個あたり約250円から300円ほど下がる想定でした。

商品単価だけではなく、最終的な仕入れコストでも差が残りました。

ここまで確認できて、初めて「仕入れ先を変える意味がある」と判断できます。

商品単価だけ安く見せて、あとから送料が高くなる。

これは中国仕入れでよくある話です。

バイヤーアシストでは、日本へ届くまでの費用を含めて確認します。

それでも、すぐには発注しませんでした

価格が約3割安くなる見積りが出ました。

では、そのまますぐに発注したのかというと、今回はそうではありません。

まずはサンプルを取り寄せることにしました。

Amazonで販売中の商品を仕入れ変更する場合、価格だけで決めるのは危険です。

  • 質感が変わっていないか
  • サイズが同じか
  • 色味に違いがないか
  • 縫製や加工に問題がないか
  • 臭いや汚れがないか
  • 梱包状態に問題がないか
  • 購入者が違和感を持たないか

仕入れ価格が下がっても、レビューが悪化したら意味がありません。

Amazonでは、レビューや返品率の悪化が販売に大きく影響します。

安く仕入れることより、今までと同じように売り続けられることの方が大切です。

仕入れ変更は、価格・品質・物流・継続性を確認してから判断します。

Amazonのノーブランド商品は、仕入れを見直せる可能性があります

Amazonで販売されているノーブランド商品には、中国で製造されているものが多くあります。

ただし、同じ中国仕入れでも、仕入れ先や取引方法によって価格は変わります。

  • AliExpressから仕入れている
  • 中国の販売業者から仕入れている
  • 商社や問屋を通している
  • 代行会社から提示された価格をそのまま使っている
  • 工場ではなく卸業者から仕入れている

こうした場合は、工場や工場に近いルートを探すことで、仕入れ価格が変わる可能性があります。

逆に、すでに良い工場と取引している場合は、ほとんど安くならないこともあります。

ここは、実際に見積りを取ってみないと分かりません。

すべてのAmazon商品が3割安くなるわけではありません

ここは誤解がないように、はっきり書いておきます。

Amazonで売れているノーブランド商品なら、何でも3割安くなるわけではありません。

商品や発注数量、現在の仕入れ先によって、結果は変わります。

安くなりにくいケース

  • すでに工場に近い価格で仕入れている
  • 発注数量がかなり少ない
  • 特殊な仕様の商品
  • 品質基準が高い
  • 商品が重く、国際送料が高い
  • 知的財産権や商標に関わる商品

こうした場合は、価格がほとんど下がらないこともあります。

その場合、無理に仕入れ先の変更をおすすめすることはありません。

安くならないときは、安くなりにくい理由を正直にお伝えします。

バイヤーアシストが見ているのは「最安値」ではなく「利益」です

バイヤーアシストは、中国輸入、Amazon販売向けの仕入れ、中国OEM、工場直仕入れなどをサポートしています。

ただ、単純に安い商品を探すことが目的ではありません。

大切なのは、Amazonで販売したあとに利益が残ることです。

  • 商品単価
  • 発注ロット
  • 商品の品質
  • 検品条件
  • 梱包方法
  • 国際送料
  • 納期
  • 継続性

最安値の工場が、最適な工場とは限りません。

少し価格が高くても、不良率が低く、納期が安定している工場の方が、最終的には利益が残ることもあります。

あなたがAmazonで販売している商品は、今の仕入れ先が本当に最適でしょうか?

これは、Amazonの商品ページを見ているだけでは分かりません。

現在の仕入れ価格、発注数量、商品仕様をもとに見積りを取り、初めて比較できます。

Amazonの商品URLだけでも確認できます

見積り相談というと、少し面倒に感じる方もいると思います。

仕様書を作って、発注数量を決めて、長い文章を書かないといけない。

そんなイメージがあるかもしれません。

でも、最初はそこまで必要ありません。

このくらいで大丈夫です

「Amazonでこの商品を販売しています」

「この商品、今より安くなりますか?」

「工場から直接仕入れられるか見てほしいです」

「今の仕入れ価格が高いのか知りたいです」

Amazonの商品URL、商品画像、現在の仕入れ価格。

まずは、分かるものだけで大丈夫です。

詳細が必要な場合は、こちらから順番に確認します。

まとめ:Amazonで売れている商品ほど、仕入れ価格の差が大きくなります

今回の事例では、Amazonで販売しているノーブランド商品を中国工場に近いルートで見積りした結果、商品単価が約3割下がる可能性が見えてきました。

ただし、本当に大切なのは、単価だけではありません。

  • 現在の商品と同じ品質か
  • 送料まで含めても安いか
  • 検品条件に問題がないか
  • Amazonの購入者が違和感を持たないか
  • 継続して仕入れられるか
  • 最終的に利益が残るか

ここまで確認して、初めて仕入れ先を変える価値があるか分かります。

今の仕入れ価格が高いのか。

すでに良い価格なのか。

中国工場から仕入れると、どこまで下がるのか。

これは、実際に見積りを取らないと分かりません。

見積りは、仕入れ先を変えるためだけのものではありません。
現在の仕入れ価格が適正なのかを確認する「答え合わせ」でもあります。

Amazonで販売中の商品を、一度見積りしてみませんか?

Amazonの商品URLだけでも確認できます。

「この商品、今より安くなりますか?」

まずは、その一言からお気軽にご相談ください。

無料で見積りを相談する

※商品内容、発注数量、現在の仕入れ条件、為替、物流費などにより、価格が下がらない場合もあります。その場合も理由を含めて正直にお伝えします。

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