Amazonで売れている商品のリサーチ方法|無料で調べる7つの手順と比較表

商品一覧と比較ノートを使ってAmazon販売の候補商品を調べるイラスト

「Amazonで売れている商品を調べたい。でも、ランキングを眺めているだけで、結局何を仕入れるか決まらない」。そんなときは、商品を探す前に確認する順番を決めると進めやすくなります。

まずは、1つの用途に絞って候補を集め、需要・競合・採算を別々に確認しましょう。

売れ筋ランキングは出発点です。ランキング上位の商品をそのまま仕入れれば、自分も同じように売れるわけではありません。この記事では、無料で見られる情報を中心に、候補の比較表を作るところまで解説します。

対象はAmazon.co.jpで販売商品を探している方です。「今売れる商品リスト」ではなく、繰り返し使える調べ方をまとめています。画面やツールの名称・利用条件は変更される場合があります。確認日:2026年10月22日。

Amazonで売れている商品を調べる、7つの手順

  1. 調べる用途・購入者を1つに絞る
  2. 売れ筋ランキングと検索結果から候補を集める
  3. ランキング・価格の推移で、一時的な人気かを確かめる
  4. 競合の商品と出品者を分けて見る
  5. レビューから、選ばれる理由と不満を探す
  6. 手数料・送料を含めて採算を確認する
  7. 出品条件と仕入れ仕様を確認し、少量検証へ進む

初回の練習なら「1用途・候補10商品・詳しく比較する3商品」くらいに区切る方法があります。これは作業量の目安であり、売れる商品を見つけるための合格基準ではありません。

1.商品名より先に「誰の、何の困りごとか」を決める

いきなり「売れる雑貨」で探すと、収納、キッチン、旅行用品などが混ざって比較できません。例えば「旅行の荷物を小分けにしたい人」のように、使う場面を決めます。

そこから「旅行 ポーチ」「衣類 仕分け」「スーツケース 小物収納」のように、言い方を変えて検索します。同じ困りごとでも、購入者が入力する言葉は1つではないからです。

すでに販売している方は、今の商品と一緒に使われる物、購入者から聞かれること、返品理由から始めると、自分の経験を生かせます。流行しているだけの分野へ、毎回ゼロから飛び込む必要はありません。

2.売れ筋ランキングと検索結果から候補を集める

ランキングは「同じカテゴリーの中での売れ行き」を見る

Amazonの売れ筋ランキングから、調べたいカテゴリーを開きます。商品詳細にランキングが表示される場合は、そのカテゴリー名も一緒に記録しましょう。

Amazonは、売れ筋ランキング(BSR)を販売実績に基づく相対的な順位として説明しています。カテゴリーや国が違えば、同じ順位でも意味は変わります。「100位だから月に何個」と一律に換算することはできません。 参考:Amazon公式のBSR解説(英語)

検索上位と売れ筋上位を、同じ意味にしない

次にAmazon.co.jpで用途に合う言葉を検索し、上位に出る商品の価格、サイズ、セット内容を確認します。広告表示がある商品は区別して記録してください。検索で目立つことと、売れ筋ランキングが高いことは別です。

候補には、低価格だけでなく、高めでも選ばれている商品や仕様の違う商品も入れます。「一番安くすれば売れる」という前提を置かず、何に対してお金が払われているかを探します。

3.一時的な急上昇か、継続的な需要かを確かめる

今日の順位を見ただけで、大量発注を決めないようにします。セール、季節需要、広告、在庫切れなどの状況とあわせて、複数の日付で記録を取りましょう。

  • 価格やクーポンは変わっていないか
  • 似た用途の複数商品にも需要の兆候があるか
  • 季節が終わる前に仕入れ・販売できるか
  • 過去の推移を確認できず、まだ分からない部分は何か

無料の公開情報だけで判断しにくければ、利用可能な分析ツールで価格やランキングの履歴を補います。ただし、外部ツールの推定販売数は、Amazonの確定した販売実績ではありません。推定値の対象期間や、親商品・子商品のどちらの数字かも確かめます。

セラーセントラルを利用している方は、商品トレンド解析ツールなど、アカウントで使える公式機能も確認してみてください。Amazonは、ASINや検索語句を使った需要・商品動向の分析機能を案内しています。全アカウントで同じ画面・機能が使えるとは限りません。参考:Amazon公式のお知らせ

4.「競合商品」と「同じ商品の出品者」を分ける

ここは混同しやすいところです。

  • 競合商品:同じ用途で比較される、別の商品ページの商品
  • 同じ商品の出品者:1つの商品ページに出品している販売者

既存の商品ページに出品する方法と、オリジナル商品を新しいページで販売する方法では、見るべき競争が違います。「出品者が少ないから簡単」「レビューが少ないから穴場」とは決められません。

比較する3商品について、ブランド、価格、寸法、内容量、付属品、配送条件、評価件数、広告表示の有無を並べてみましょう。強いブランドの指名買いが中心なのか、仕様の違いで選ばれているのかも見ます。

他社と外見が似ていても、別仕様の商品を同じ物として扱わないことが大切です。出品前には、自分が扱う商品と商品ページの条件が一致するか、アカウントで出品可能かを確認してください。

5.レビューは「不満の数」より、具体的な用途を読む

レビューを読む目的は、星の低い商品を探して終わることではありません。「どんな人が、何に困り、どこを評価したか」を整理します。

例えば収納ポーチを題材にするなら、次のように分けて記録できます。以下は説明用の架空例で、実際の商品のレビューや当社の取引事例ではありません。

気づきの例追加で調べること仕様に落とすなら
思ったより小さい寸法、使いたい物、サイズ違い内寸・収納対象を明確にする
開閉しにくいファスナー、縫製、使い方サンプルで開閉と仕上がりを確認
仕分けしやすいポケット数、組み合わせ、用途必要な区分やセット内容を検討

1件の意見を、その市場の総意だと思わないようにします。商品によっては評価が複数バリエーションにまたがるため、いつの、どの仕様の意見かも確かめましょう。競合の文章や画像をコピーせず、自分の商品について検証できる説明を作ります。

6.仕入れ単価ではなく「販売後に残る金額」を計算する

需要がありそうでも、利益が残るとは限りません。Amazonでの販売費用と、中国から調達する費用を同じ表に入れて考えます。

確認用の計算式

想定販売価格 − 商品の調達総額 − 販売手数料 − 配送・保管等 − 広告・返品等の見込み費用 = 判断用の残額

これは費用を漏らさないための整理式で、会計上の利益の定義ではありません。税込・税抜や費用の対象期間をそろえ、二重計上にも注意してください。

調達側は商品代だけでなく、中国国内送料、代行・決済、国際輸送、検品・梱包、日本側の費用など、見積もりに含む範囲を確認します。まだ分からない金額は0円にせず「未確認」と残します。

Amazon側の費用は、Amazon公式の料金シミュレーター案内を使って確認できます。計算結果は参考値で、すべての費用が含まれるとは限りません。商品サイズや重量、配送方法などの入力条件も確かめましょう。

予定の価格だけでなく、価格を下げる必要がある場合や、送料が上がる場合も試算すると、余裕のなさに気づけます。詳しい項目は中国輸入代行の見積もり比較表にまとめています。

7.「仕入れられるか」を確認してから、小さく検証する

中国サイトで似た写真を見つけても、同じ素材・強度・寸法の商品とは限りません。サンプル、梱包寸法、重量、最低発注数量、追加発注時の条件を確認します。継続販売したいなら、初回の安さだけでなく、再発注できるかも重要です。

出品の可否、ブランドや画像などの権利、商品ごとの安全・表示・輸入条件も、購入前の確認事項です。分からない商品は、見た目や他社の販売実績だけで自己判断せず、Amazonや必要な専門窓口で確認してください。

候補を絞ったら、無理なく検証できる数量と期間を自分の予算に合わせて決めます。初回から最大数量を買うことが、リサーチのゴールではありません。

コピーして使える、Amazon商品リサーチの記録シート

表計算ソフトやメモに、次の項目を1商品ずつ残してください。事実と推測を別の欄にすると、後から判断を見直しやすくなります。

調査日/Amazon.co.jpの商品URL/ASIN:
購入者・使う場面:
検索に使った言葉/広告表示の有無:
カテゴリー名と売れ筋ランキング:
価格/クーポン/送料/セット内容:
サイズ・素材・重量・バリエーション:
競合商品との違い/同一商品の出品状況:
レビューで確認したこと(対象仕様・日付も):
推移を確認した期間/情報源/推定値の条件:
調達費・販売費/未確認の費用:
出品・権利・輸入条件の確認状況:
【事実】画面や見積もりで確認できたこと:
【仮説】選ばれる理由/改善できそうな点:
【次の一手】追加調査/見積もり/サンプル/見送り:

よくある質問

無料だけでAmazonの商品リサーチはできますか?

ランキング、検索結果、商品仕様、レビューなどから候補を集めることはできます。ただし販売数や長期の推移まで確定できるとは限りません。判断に必要な情報が足りない場合に、利用条件を確認して分析ツールなどを補助に使います。

ランキング何位以内なら仕入れてよいですか?

一律の合格順位はありません。同じカテゴリー内での推移、競争、調達条件、費用を合わせて見ます。「売れている」と「自分が売って利益を残せる」は別の判断です。

レビューが少ない商品は狙い目ですか?

それだけでは判断できません。新商品、季節商品、広告による露出、バリエーションなどの条件もあります。レビュー数は候補を比較する材料の1つとして使いましょう。

Amazonの商品URLから中国の仕入れ先を探せますか?

URLや写真を手がかりに調査の相談はできます。ただし同じ商品が必ず見つかる、同じ品質で安く買える、他社の商品を自由に複製できるという意味ではありません。仕様・権利・対応可否の確認が必要です。

まとめ:候補を増やすより、判断の理由を残そう

リサーチしていると、気になる商品は次々に出てきます。そこで全部を追うより、「なぜ候補にしたか」「何が未確認か」を残し、比較する商品を絞ってみてください。見送る理由が分かることも、仕入れ判断の前進です。

中国仕入れ全体の流れを先に知りたい方は、中国輸入の商品リサーチの基本もご覧ください。今回の記録シートと合わせて使えます。

候補が見つかったら、仕入れ条件を確かめませんか。

BuyerAssistでは、商品URLや写真から中国での調達についてご相談いただけます。「この仕様で仕入れたい」「継続発注できるか知りたい」「OEMの可否を確認したい」など、今分かっていることをお送りください。数量が未定でも、まずはその旨をお知らせください。

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相談・見積もりは無料。相談だけで発注にはなりません。購入・製作・検品オプション・送料などは別途です。販売成果や対応可否、調達価格を保証するものではありません。料金・対応条件

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