1688とAlibabaはどっちが安い?仕入れ先としての違いを比較

月曜日は、利益改善の話。
1688とAlibaba、
仕入れるなら結局どっちが安い?
中国輸入を始めると、かなり高い確率でこの2つに行き着きます。
でも、「1688の方が安い」「Alibabaの方が安心」だけで決めると少し雑です。
この記事で分かること
- 1688とAlibabaの違い
- どちらの方が安く仕入れやすいか
- 工場探しに向いているのはどちらか
- OEMで使うならどちらが向いているか
- 価格だけで比較すると危険な理由
- 自分の商品に合う仕入れ先の考え方
目次
- 1 まず結論。価格だけなら1688が安いことが多いです
- 2 1688とAlibabaの違いをざっくり比較
- 3 1688が安く見える理由
- 4 でも1688の表示価格をそのまま信じない方がいい
- 5 Alibabaが向いている人もいます
- 6 1688とAlibaba、同じ商品でどれくらい差が出る?
- 7 OEMをするなら1688とAlibabaどっち?
- 8 一番重要なのは「工場なのか、販売会社なのか」
- 9 1688が安いからといって、全部1688に変える必要はありません
- 10 バイヤーアシストは「1688かAlibabaか」より、その先を見ます
- 11 商品URLだけでも比較できます
- 12 では、あなたの商品は1688とAlibaba、どちらが安いでしょうか?
- 13 まとめ|1688とAlibabaは「安さ」だけで選ばない
まず結論。価格だけなら1688が安いことが多いです
先に結論から言うと、同じような商品を探した場合、1688の方が安い価格を見つけやすいです。
理由はシンプルで、1688は中国国内向けの卸売・仕入れ市場として使われているからです。
一方、Alibaba.comは海外のバイヤー向けに作られているため、英語対応や輸出対応なども含めた価格になっていることがあります。
安い商品を探しやすいのは1688。
海外取引しやすいのはAlibaba。
ざっくり言うと、まずはこの理解で大丈夫です。
ただし、ここからが少し大事です。
1688の表示価格が安いからといって、最終的な仕入れコストまで安いとは限りません。
1688とAlibabaの違いをざっくり比較
| 比較項目 | 1688 | Alibaba |
|---|---|---|
| 主な対象 | 中国国内の事業者 | 海外バイヤー |
| 価格 | 安い商品を探しやすい | やや高めになる場合あり |
| 言語 | 基本的に中国語中心 | 英語中心 |
| 海外発送 | 別途手配が必要なことが多い | 海外取引前提の業者が多い |
| OEM | 工場を探せればかなり強い | OEM対応先を探しやすい |
| 初心者向け | 少し難しい | 比較的使いやすい |
1688が安く見える理由
1688を見ると、同じような商品でもかなり安い価格が並んでいます。
「Alibabaより全然安いやん」と思うこともあります。
これは、中国国内での卸売を前提としている出品者が多いからです。
1688で価格が安くなりやすい理由
- 中国国内取引を前提にしている
- 工場や卸業者が直接出品しているケースがある
- 海外向けサポート費用が含まれていない場合がある
- 価格競争が激しい
- 大量購入を前提とした価格が表示されていることがある
なので、中国国内で流通している価格にかなり近い商品を見つけやすいです。
中国輸入で利益率を改善したい人に1688がよく使われるのは、この価格差が理由のひとつです。
でも1688の表示価格をそのまま信じない方がいい
ここはかなり重要です。
1688で「1個300円」と書いてあっても、必ず300円で仕入れられるとは限りません。
数量によって単価が変わることがありますし、仕様によって価格が違うこともあります。
表示価格と実際の仕入れ価格が変わる主な理由
- 購入数量が少ない
- カラーやサイズが違う
- 素材や仕様が違う
- ロゴやOEM加工を追加する
- 梱包方法を変更する
- 工場ではなく卸業者だった
一番安い価格だけを見て利益計算すると、あとから数字がズレることがあります。
Alibabaが向いている人もいます
ここまで読むと「じゃあ1688一択でいいのでは?」と思うかもしれません。
でも、Alibabaの方が向いているケースもあります。
Alibabaが向いているケース
- 英語で工場と直接やり取りしたい
- 海外輸出に慣れている工場を探したい
- OEM対応工場を探したい
- 国際取引に慣れていない
- 輸出書類などもまとめて相談したい
特に海外取引に慣れている工場と直接話せるのは大きなメリットです。
少し単価が高くても、やり取りがスムーズで、ミスが少なく、納期が安定するなら結果的に利益が残ることもあります。
安い仕入れ先=良い仕入れ先ではありません。
最終的な着地原価と取引の安定性まで見て判断します。
1688とAlibaba、同じ商品でどれくらい差が出る?
仮の例で比べてみます。
1688
商品単価:400円
中国国内送料:20円
代行・手数料など:40円
小計:460円
Alibaba
商品単価:520円
国内対応費:込み
海外取引サポート:込み
小計:520円
この例だけなら1688の方が60円安いです。
1,000個仕入れれば6万円差が出ます。
ただし、ここにはまだ国際送料、検品、不良率などを入れていません。
もし1688側で不良品が多かったり、検品費が高くなったりすると、この差が小さくなることもあります。
比べるなら表示価格ではなく、
日本に届いて販売できる状態の「着地原価」で。
OEMをするなら1688とAlibabaどっち?
OEMを考えている場合、どちらでも工場を探すことはできます。
ただし、特徴が少し違います。
1688向き
・できるだけ工場価格に近づけたい
・中国国内の工場を広く探したい
・中国語や代行会社を使える
Alibaba向き
・英語で直接工場と相談したい
・海外向けOEM経験がある工場を探したい
・輸出対応までまとめて相談したい
ただし、実際には1688やAlibabaというサイト自体より、どの工場と取引するかの方が重要です。
同じ1688でも、工場によって価格、品質、MOQ、対応力は全然違います。
一番重要なのは「工場なのか、販売会社なのか」
1688でもAlibabaでも、出品している会社が必ず製造工場とは限りません。
商社や卸業者が商品を掲載していることもあります。
商社が悪いわけではありません。
対応が丁寧だったり、小ロットに強かったり、複数商品の取りまとめが上手だったりします。
でも、「工場直価格だと思っていたのに中間マージンが入っていた」というケースは避けたいところです。
仕入れ先を見るときに確認したいこと
- 自社工場を持っているか
- 主力商品は何か
- OEM対応ができるか
- MOQはいくつか
- サンプル対応ができるか
- 品質管理はどうしているか
1688が安いからといって、全部1688に変える必要はありません
今Alibabaから仕入れていて、特に問題がないなら、無理に1688へ変える必要はありません。
今の仕入れ先が、
- 品質が安定している
- 納期を守る
- 不良時の対応が良い
- 価格も利益が出る範囲
なら、その安心感にも価値があります。
逆に、売れているのに利益率が低い、仕入れ価格に疑問がある、という場合は1688や別工場と比較する価値があります。
バイヤーアシストは「1688かAlibabaか」より、その先を見ます
バイヤーアシストでは、中国輸入・中国OEM・工場直仕入れのサポートをしています。
ただ、単純に「1688の方が安いので1688を使いましょう」とは考えません。
大切なのは、どのサイトを使うかではなく、
どの仕入れ方が一番利益を残せるかです。
商品によっては1688が向いていることもあります。
Alibabaの工場が優秀なこともあります。
場合によっては、どちらにも載っていない工場を探した方が条件が良いこともあります。
なので、
- 今の仕入れ価格は適正か
- 1688なら安くなるか
- Alibabaの工場の方が条件が良いか
- もっと合う工場が別にないか
- OEMにした方が利益が残るか
こうした部分を商品ごとに見ます。
商品URLだけでも比較できます
「今Alibabaから買っているけど、1688ならもっと安い?」
こういう相談でも大丈夫です。
最初から細かい資料は必要ありません。
最初は、このあたりだけでも確認できます
- 現在の商品URL
- 1688の商品URL
- Alibabaの商品URL
- 商品の写真
- 現在の仕入れ価格
- 希望する発注数量
分かる範囲だけでも構いません。
「この商品、1688に変えたら安くなりますか?」
そのくらいの相談からでも大丈夫です。
では、あなたの商品は1688とAlibaba、どちらが安いでしょうか?
一般論なら、1688の方が安い商品を探しやすいです。
でも、その商品についてどちらが本当に安いかは別の話です。
あなたの商品なら、
本当に1688の方が安いでしょうか?
商品単価、MOQ、品質、検品、送料、不良率。
ここまで含めて比較して初めて答えが出ます。
「どのサイトが安いか」より、
「自分の商品をどこから仕入れると利益が残るか」で考えてみてください。
まとめ|1688とAlibabaは「安さ」だけで選ばない
1688とAlibabaは、どちらも中国仕入れで使える便利なサービスです。
ただ、それぞれ向いている使い方が違います。
今回のポイント
- 価格だけなら1688の方が安い商品を探しやすい
- Alibabaは海外取引に慣れた工場を探しやすい
- 1688の表示価格が実際の仕入れ価格とは限らない
- サイトよりも工場そのものを見ることが大切
- OEMはどちらでも可能だが得意な工場は違う
- 商品単価ではなく着地原価で比較する
- 品質・MOQ・不良率・納期まで含めて判断する
1688だから正解、Alibabaだから高い、というほど単純ではありません。
今の仕入れ先がすでにかなり良い可能性もあります。
でも、もし一度も比較したことがないなら、確認する価値はあります。
その比較で初めて、今の仕入れ価格が本当に適正なのかが見えてきます。
商品URL・写真だけでも大丈夫です
1688とAlibaba、あなたの商品ならどちらが安い?
バイヤーアシストでは、現在の商品や仕入れ価格をもとに、
1688・Alibaba・中国工場などを含めて仕入れ改善の可能性を確認します。
単純な商品単価だけでなく、MOQ・品質・検品・物流まで含めて比較します。
今の仕入れ先が一番良い場合も、正直にお伝えします。