中国輸入で失敗する人が最初にやってしまうこと

中国輸入・仕入れの失敗を防ぐ
目次
中国輸入で失敗する人が最初にやってしまうこと
中国輸入を始めるとき、多くの人が最初に探すのは、「一番安く買える仕入れ先」です。
もちろん、仕入れ価格は大切です。安く仕入れられれば、それだけ利益も残しやすくなります。
ただ、中国輸入で失敗する人ほど、最初から価格だけを見て仕入れ先を決めてしまうことがあります。
最初にやってしまうこと。
それは、商品ではなく「安い価格」から探し始めることです。
なぜ、最初に価格を見てしまうのか
これは、ある意味では仕方がありません。
中国輸入を調べると、
・日本より安く仕入れられる
・工場から直接買えば利益が増える
・1688ならアリエクより安い
・OEMなら価格競争から抜けられる
こうした情報がたくさん出てきます。
そうすると、自然と頭の中が「とにかく安いところを探そう」になってしまいます。
気持ちはよく分かります。見積りが安いと、ちょっと勝った気がします。笑
ただ、ここで一度立ち止まらないと、安く仕入れたはずなのに利益が残らない、という不思議なことが起こります。
中国輸入で最初に見るべきものは、価格ではありません
本来、最初に確認したいのは、「どんな商品を、どの品質で、誰に売るのか」です。
同じように見える商品でも、素材、厚み、縫製、塗装、梱包、検品基準などはそれぞれ違います。
例えば、見た目がほとんど同じ二つの商品があったとします。
Aの商品
単価は安い。ただし、素材が薄く、梱包も簡易的。
Bの商品
少し高い。ただし、不良が少なく、梱包も販売向けに整っている。
見積書だけを見れば、Aの方が魅力的です。
でも、返品、再発送、低評価レビュー、検品費用まで含めると、Bの方が利益が残ることがあります。
仕入れ価格が安いことと、
最終的なコストが安いことは、同じではありません。
価格から探すと、商品に工場を合わせてしまう
中国輸入の工場探しで大切なのは、商品に合った工場を選ぶことです。
ところが、最安値から探し始めると、
「この工場が一番安いから、ここで作れる仕様にしよう」
「少しくらい品質が違っても大丈夫だろう」
「サンプルは微妙だけど、安いから進めよう」
という判断になりやすくなります。
本来は商品に合う工場を選ぶべきなのに、いつの間にか工場の都合に商品を合わせている状態です。
ここから、少しずつズレが始まります。
「サンプルは良かったのに」が起こる理由
中国OEMでよく聞く失敗の一つが、
「サンプルは良かったのに、量産品の品質が違った」
というものです。
サンプルは一つだけ丁寧に作られていても、量産になると別の担当者や別の設備で作られることがあります。
また、こちらが曖昧に伝えた部分は、工場側の判断で処理されることもあります。
日本では「普通こうするよね」と思う部分でも、中国の工場では、その“普通”が違うことがあります。
量産前に確認しておきたいこと
・素材や部品の指定
・色やサイズの許容範囲
・不良と判断する基準
・梱包方法
・検品方法
・量産時も同じ仕様になるか
こうした確認がないまま、「サンプルが良かったから大丈夫」と発注してしまうと、量産後に問題が出やすくなります。
安い見積りほど、含まれているものを確認する
見積りを比較するときは、金額だけでなく、その価格に何が含まれているかを確認する必要があります。
例えば、
・商品本体のみの価格なのか
・個包装が含まれているのか
・ロゴ印刷代が別なのか
・金型代が必要なのか
・中国国内送料が含まれるのか
・検品費用が別なのか
・日本までの国際送料がいくらなのか
最初の見積りでは安く見えても、あとから費用が追加され、最終的には他社より高くなることもあります。
特に、同じ商品を複数の仕入れ先で比較するときは、条件をそろえないと正確な比較になりません。
500円と600円を比べているつもりでも、
実際は中身が違う500円と600円かもしれません。
初心者だけが失敗するわけではありません
こうした失敗は、中国輸入を始めたばかりの人だけに起こるものではありません。
すでにAmazonや楽天、Yahoo!ショッピング、メルカリ、BASE、Shopifyなどで販売している方でも、仕入れ先を長く変えていないケースがあります。
商品は売れている。大きなトラブルもない。
だから、そのまま仕入れ続ける。
これは失敗には見えません。
でも実際には、もっと適した工場や、もっと利益が残る仕入れ方法があるのに、知らないまま高く仕入れ続けている可能性もあります。
中国輸入の失敗は、商品が届かないことだけではありません。
利益を残せるのに、残せていないことも失敗の一つです。
最初にやるべきなのは「最安値探し」ではなく「条件整理」
中国輸入やOEMを検討するときは、いきなり工場を探し始めるより、先に条件を整理した方が失敗を減らせます。
最初に整理したい5つのこと
1.誰に売る商品なのか
安さを求める市場なのか、品質を重視する市場なのか。
2.絶対に落とせない品質は何か
素材、強度、色、サイズ、見た目などを整理します。
3.目標の仕入れ価格はいくらか
販売価格や広告費から逆算します。
4.どこまでOEM化するのか
ロゴだけか、形状から変えるのか、パッケージも作るのか。
5.どんなリスクを避けたいか
不良、納期、法規制、在庫、知的財産などを確認します。
この条件が整理できてから工場を探すと、単純な価格比較ではなく、商品に合った仕入れ先を選べるようになります。
バイヤーアシストが最初に価格だけを見ない理由
バイヤーアシストでは、中国輸入、OEM、工場直仕入れのご相談を受けています。
ただし、単純に一番安い工場を探すことだけが目的ではありません。
今の商品、販売価格、販売方法、必要な品質などを確認しながら、最終的に利益が残る仕入れ方法を考えます。
場合によっては、今の仕入れ先のままの方が良いこともあります。
OEMにしない方が良い商品もありますし、数量が少なすぎて工場直仕入れが合わないケースもあります。
その場合は、無理に工場を変えた方がいいとはお伝えしません。
ただ、今の価格が本当に適正なのか。もっと利益を残せる方法がないのか。
そこは、商品を実際に確認してみないと分かりません。
もしかすると、見直せるかもしれません
あなたの商品、本当はいくらで仕入れられると思いますか?
商品URL、写真、商品名だけでも、確認できることがあります。
「この商品はもっと安くなりますか?」くらいのご相談でも大丈夫です。
まとめ
中国輸入で失敗する人が最初にやってしまうことは、価格だけを見て仕入れ先を探し始めることです。
安い工場が悪いわけではありません。むしろ、価格競争力の高い優良工場もたくさんあります。
ただ、その安さが、
・本当に工場の強みから生まれているのか
・品質を落として作られた価格なのか
・必要な費用が抜けているだけなのか
・最終的に利益が残る価格なのか
ここまで確認して、初めて意味のある価格比較になります。
中国輸入は、安い商品を探すことではありません。
利益が残る仕入れ先を探すことです。
今の仕入れ先、本当に最適ですか?
バイヤーアシストでは、中国輸入・中国OEM・工場直仕入れによる利益改善をサポートしています。
商品URL、写真、商品名だけでもご相談いただけます。無理な営業や、強引な仕入れ先変更は行いません。
まずは「この商品、見直せますか?」とお気軽にご相談ください。