1688の仕入れ方を徹底解説|買い方から日本に届くまでの流れ

中国輸入の実務を、できるだけ分かりやすく。
1688の仕入れ方を徹底解説|
買い方から日本に届くまでの流れ
中国輸入を調べていると、かなりの確率で出てくる「1688」。
商品を見ると安い。種類も多い。
「ここから直接仕入れたら、かなり利益出るんじゃない?」
たぶん、一度はそう思います。
ただ実際に仕入れようとすると、商品探し、仕入れ先の確認、数量、検品、国際発送……と、思ったより確認することがあります。
この記事で分かること
- 1688とはどんなサイトなのか
- 1688で商品を探す方法
- 仕入れ先を見るときのポイント
- 発注から中国国内倉庫までの流れ
- 検品から日本への国際発送
- 表示価格だけで判断できない理由
- 自分で仕入れる場合と任せる場合の考え方
目次
- 1 そもそも1688とは?
- 2 1688から日本へ届くまでの流れ
- 3 STEP1|1688で商品を探す
- 4 STEP2|仕入れ先を確認する
- 5 STEP3|価格・数量・仕様を確認する
- 6 STEP4|発注・支払い
- 7 STEP5|商品を中国国内で受け取る
- 8 STEP6|日本へ送る前に検品する
- 9 STEP7|中国から日本へ国際発送
- 10 STEP8|通関後、日本で商品を受け取る
- 11 1688の表示価格=仕入れ原価ではありません
- 12 ……思ったより、やること多くない?
- 13 「自分でできる」と「自分でやった方が得」は別の話
- 14 1688を使うこと自体が目的ではありません
- 15 バイヤーアシストなら、仕入れ部分をまとめて任せられます
- 16 商品URLや写真だけでも大丈夫です
- 17 まとめ|1688は安い。でも「買える」だけでは終わりません
そもそも1688とは?
1688は、中国国内向けのBtoB・卸売を中心とした仕入れプラットフォームです。
中国国内の工場やメーカー、卸業者などが商品を掲載していて、アパレル、雑貨、家具、パーツ、日用品など、本当にいろいろな商品があります。
Alibaba.comが海外バイヤーを意識したサービスなのに対して、1688は基本的に中国国内取引を中心としているのが大きな違いです。
1688の魅力は、やっぱり
「仕入れ価格の安さ」です。
日本のAmazonや楽天などで販売されている商品と似たものを探してみると、
「え、こんな価格なの?」
となることもあります。
だから中国輸入で利益率を上げたい人にとって、1688はかなり重要な仕入れ先候補です。
1688から日本へ届くまでの流れ
まず全体像を見ておきましょう。
細かい部分は商品や取引方法によって変わりますが、大まかな流れはこんな感じです。
並べてみると、そこまで難しくは見えません。
ただ、各STEPで少しずつ確認することがあります。
ここから順番に見ていきます。
STEP1|1688で商品を探す
最初は商品探しです。
商品名やキーワードから検索して、条件に合いそうな商品を探していきます。
中国語が分からなくても、翻訳ツールなどを使いながら探すことはできます。
また、すでに参考にしたい商品がある場合は、似た商品を探して比較していく方法もあります。
商品探しで見ておきたいところ
- 商品価格
- 最低発注数量(MOQ)
- サイズ・カラー
- 素材
- 販売実績や取引情報
- 出品者情報
ここで少し困るのが、
同じような商品が、とにかくいっぱい出てくること。
価格も違う。写真はほぼ同じ。説明も似ている。
「じゃあ一番安いところでいいのでは?」
と思うのですが、ここで価格だけを見て決めるのは少し早いです。
STEP2|仕入れ先を確認する
次に、その商品を販売している会社を確認します。
1688に掲載している会社が、すべて製造工場とは限りません。
工場の場合もあれば、卸業者や販売会社の場合もあります。
ここは意外と大事です
「1688から買っている=工場から直接買っている」とは限りません。
もちろん、卸業者だから悪いというわけではありません。
小ロットに対応してくれたり、複数の商品を扱っていたり、やり取りがスムーズだったり。
むしろ卸業者を使った方が便利なケースもあります。
大事なのは、
「自分は誰から、どんな条件で買っているのか」を分かったうえで選ぶこと。
STEP3|価格・数量・仕様を確認する
商品が見つかったら、次は実際の仕入れ条件です。
ここで注意したいのが、1688に表示されている価格です。
表示価格が、そのまま自分が購入できる価格とは限りません。
価格が変わる主な理由
- 発注数量
- カラー
- サイズ
- 素材
- 商品の仕様
- ロゴやOEM加工
- パッケージ変更
たとえば「10元~」と表示されていても、欲しい仕様では15元、希望数量では18元ということもあります。
なので利益計算をするときは、トップに表示されている一番安い数字だけで計算しない方が安全です。
STEP4|発注・支払い
条件が決まったら発注です。
1688は中国国内向けのサービスなので、日本のECサイトで普通に買い物をする感覚とは少し違う部分があります。
支払い方法や中国国内での商品受け取りなどを含め、自分で環境を整える方法もあれば、中国側の仕入れサポートや代行サービスを利用する方法もあります。
ここは自分の中国語スキルや取引経験、仕入れ量に合わせて選べば大丈夫です。
STEP5|商品を中国国内で受け取る
発注した商品は、まず中国国内で発送されます。
複数の仕入れ先から購入する場合は、それぞれの商品を中国国内の倉庫などへ集めて、まとめて日本へ送る方法もあります。
ここで発生するのが中国国内送料です。
商品価格だけではなく、
中国国内送料も仕入れ原価の一部です。
STEP6|日本へ送る前に検品する
中国国内で商品を受け取ったら、必要に応じて検品します。
数量が合っているか。
色やサイズが合っているか。
破損していないか。
OEMならロゴやパッケージが指定通りになっているか。
このあたりを、日本へ送る前に確認します。
日本に到着してから不良に気づくより、中国に商品がある段階で気づいた方が対応しやすいケースが多いです。
ただし、どこまで検品するかは商品次第。
検品を増やせば当然コストも増えるので、何でも細かく見ればいいというわけでもありません。
STEP7|中国から日本へ国際発送
検品や梱包が終わったら、日本へ発送します。
主な選択肢として航空便や船便などがあります。
航空便
比較的早い
小ロットでも使いやすい
送料は高くなりやすい
船便
時間はかかりやすい
大量輸送に向いている
1個あたり送料を下げやすい
小さくて軽い商品なのか、大きくてかさばる商品なのか。
どのくらい急いでいるのか。
数量はどれくらいなのか。
その条件によって、向いている輸送方法も変わります。
STEP8|通関後、日本で商品を受け取る
中国から発送された商品は、日本への輸入時に必要な通関手続きを経て国内へ入ります。
商品によっては関税や輸入消費税なども考える必要があります。
そして通関が終われば、ようやく日本国内で商品を受け取れます。
ここまで来て、ようやく仕入れ完了。
1688の商品ページで「安い!」と思ったところから、実際に日本で販売できる状態になるまでは、いくつか工程があります。
1688の表示価格=仕入れ原価ではありません
ここは中国輸入でかなり大切です。
仮に1688で商品が500円だったとしても、500円だけで日本の在庫になるわけではありません。
商品代
+ 中国国内送料
+ 検品・梱包費用
+ 国際送料
+ 関税・輸入時の税金など
+ 必要に応じた各種手数料
= 実際の仕入れコスト
つまり見るべきなのは、商品ページに書かれている価格だけではなく、
日本に届いた時点で、
結局1個いくらになったのか?
ここです。
安く買うことより、利益が残る価格で日本まで持ってくることの方が大切です。
……思ったより、やること多くない?
ここまで読んで、
「あれ、思ったよりやることあるな……」
と思った方もいるかもしれません。
そうなんです。
1688で商品を買うこと自体は、仕組みが分かればできます。
ただ、
- 商品を探す
- 複数の仕入れ先を比較する
- 価格・MOQを確認する
- 仕様を確認する
- 必要なら交渉する
- 発注する
- 中国国内で商品を受け取る
- 検品する
- 梱包する
- 国際発送する
- 最終的な原価を計算する
と、商品を継続的に販売していくなら、これを何度も繰り返すことになります。
「自分でできる」と「自分でやった方が得」は別の話
ここは、わりと大事な考え方だと思っています。
1688から自分で仕入れることはできます。
中国輸入そのものを覚えたい方なら、自分で一通り経験してみるのも良いと思います。
ただ、Amazonや楽天、Yahoo!ショッピング、自社ECなどですでに商品を販売している方の場合、
本来やりたいのは「仕入れ作業」ではなく、
商品を売って、
利益を増やすこと。
ですよね。
100円安い仕入れ先を探すために何時間も使うなら、その時間を商品ページの改善や広告、販売戦略、新商品の企画に使った方が利益につながることもあります。
なので「自分でできるか?」だけではなく、
「自分でやる時間まで含めて、
本当にコスパがいいか?」
まで考えてみると、仕入れの見え方が少し変わります。
1688を使うこと自体が目的ではありません
ここも意外と忘れやすいところです。
1688を使えば必ず安くなるわけではありません。
商品によってはAlibabaの方が条件が良いこともありますし、別の工場を直接探した方が良い場合もあります。
今使っている仕入れ先が、実はかなり優秀ということだってあります。
大切なのは「1688から買うこと」ではなく、
自分の商品で一番利益が残る仕入れ方を見つけることです。
バイヤーアシストなら、仕入れ部分をまとめて任せられます
バイヤーアシストでは、中国輸入・中国OEM・工場直仕入れなどの仕入れ業務をサポートしています。
ただ商品を購入するだけではなく、
- 商品・仕入れ先の確認
- 価格・条件の確認
- 仕入れ先とのやり取り
- 検品
- 中国国内での商品管理
- 国際発送
- OEMの相談
- 仕入れコストの見直し
など、仕入れに関する部分をまとめて相談できます。
そして、バイヤーアシストが大切にしているのは「代わりに買うこと」だけではありません。
その仕入れで、
最終的に利益が残るかを見ること。
商品価格が安くても、国際送料や不良率を含めたら高い。
逆に、単価が少し高くても品質が安定していて結果的に利益が残る。
こういうことは普通にあります。
商品URLや写真だけでも大丈夫です
「1688で探してみたけど、どれを選べばいいか分からない。」
「今仕入れている商品、1688なら安くなる?」
「この商品をOEMするといくらくらい?」
そんな相談でも大丈夫です。
最初は、これくらいでもOKです
- Amazonなどの商品URL
- 1688の商品URL
- 商品の写真
- 商品名
- 分かれば現在の仕入れ価格
全部揃っていなくても問題ありません。
「これ、安くなりますか?」
くらいからでも大丈夫です。
まとめ|1688は安い。でも「買える」だけでは終わりません
1688は、中国輸入をするなら知っておきたい非常に便利な仕入れ先です。
- 商品を探す
- 仕入れ先を確認する
- 価格・MOQ・仕様を確認する
- 発注・支払いをする
- 中国国内で商品を受け取る
- 検品・梱包をする
- 国際発送する
- 通関後、日本で受け取る
一つひとつは、そこまで難しい話ではありません。
ただ、販売する商品が増えるほど、これを継続して管理する時間も増えていきます。
だからこそ、
自分でやる部分と、
任せる部分を分ける。
という考え方もありだと思います。
仕入れ作業をすることが目的ではありません。
最終的な目的は、販売して利益を残すことです。
商品URL・写真だけでも大丈夫です
「この商品、1688ならいくら?」
バイヤーアシストでは、中国輸入・1688仕入れ・中国OEM・工場直仕入れについて、
商品価格だけではなく、送料や検品なども含めて仕入れコストを確認します。
今の仕入れ方法が良ければ、そのままの方が良いと正直にお伝えします。
無理に仕入れ先を変更する必要はありません。