中国仕入れガイド / 検品・トラブル
届いた商品に不良・数量違いがあったときの初動を解説。外箱や送り状の保存、検査数と不良数の区別、写真の撮り方、販売者へ送る連絡文をまとめます。
使用・廃棄・返送を急がず、注文情報と現物を照合し、外箱・送り状・不具合の写真、確認した数量を残します。そのうえで、取引の窓口と期限を確認して早めに連絡します。
最初にすること・しないこと
注文と違う、不足している、破損があると気づいたら、まず商品と包装を保存します。安全上の懸念がある物は使用・販売を止め、無理な動作確認をしないでください。電気系統を分解するなど危険な確認は避けます。証拠を残す前の廃棄や、相手の指示がない返送は、原因確認や費用負担の話を難しくする場合があります。
記録するもの
- 注文番号、商品URL、型番、購入した仕様。
- 到着日、運送会社、追跡番号。
- 外箱全体、つぶれ・濡れ・開封の形跡、送り状。
- 商品全体と、不具合が分かる近接写真。
- 注文数、届いた数、実際に確認した数、確認できた不良数。
- 動作の問題なら、無理のない範囲で再現条件と動画。
写真は「どの商品か」と「どこに問題があるか」がつながるように撮ります。接写だけで位置が分からない場合は、全体写真にも印を付けます。送り状の画像を公開する場合は、住所・氏名・追跡情報を隠してください。
検査数と不良数を分ける
100個届いて、20個だけ確認し3個に問題があった場合、分かっているのは「検査20個、不良3個、残り80個は未確認」です。全100個が不良とも、残り80個は良品とも断定できません。見つかった範囲と未確認の範囲を正確に伝えます。これは説明用の架空例です。
連絡するときの順番
- 注文した条件と、実際の違いを短く説明する。
- 数量と確認範囲を示す。
- 写真・動画と対応する商品番号を付ける。
- 交換・不足分手配・返金など希望する対応を伝える。
- 返送の要否、費用、期限、次の連絡予定を確認する。
希望する対応が必ず認められるわけではありません。合意した仕様・検品範囲、取引条件、プラットフォームや運送会社の手続きによって窓口は異なります。販売者との相談だけで期限が止まるとは限らないため、公式の申立て期限も別に確認します。
連絡文のテンプレート
注文番号: 到着日: 商品・仕様: 注文数量/到着数量: 確認した数量/問題があった数量/未確認数量: 注文内容との違い: 添付写真・動画の番号: 希望する対応: 商品と外箱は保存しています。 次に必要な確認、返送の要否、対応期限を教えてください。
次回に残す改善記録
解決したら、原因として確認できたこと、未確定のこと、次回変える仕様・梱包・確認項目を記録します。1回の写真だけで製造原因と輸送原因を断定しないことも重要です。同じ問題を防ぐための確認を、次回の発注書へ具体的に反映しましょう。