中国仕入れガイド / 数量・サンプル・発注

中国仕入れでサンプルを頼むときの仕様・費用・送料の確認方法を解説。既製品と特注試作の違い、届いた後の確認表、量産へ進む前に残す記録をまとめました。

更新:2026年10月19日 / 編集:BuyerAssist

「見本をください」だけでなく、どの仕様を確認するサンプルか、費用と送料、量産品との違いを先に確認します。届いた見本の合格点・修正点を記録してから、本発注へ進みます。

まず、どの種類のサンプルかを決める

既製品の現物を確認する見本と、自分の仕様で作る試作品は別です。生地だけ、色見本だけ、完成品の試作、実際の量産から抜き取ったものなど、確認できる範囲も異なります。写真やCGだけで、素材の感触や縫製、動作まで確認できるわけではありません。

頼む前に確認する費用と条件

  • 見本代・試作代と、その対象仕様。
  • ロゴ・金型・版・特注資材等の別費用。
  • 中国国内送料、国際送料、必要な日本側費用。
  • 完成予定と発送予定。希望日までの到着可否。
  • 量産時に同じ素材や製法を使えるか。
  • 試作費の量産時相殺があるなら、その条件。

サンプルが無料でも、送料や特注作業まで無料とは限りません。相殺の約束も、注文数量や有効期限などを文章に残してください。

サンプル依頼のテンプレート

量産・継続仕入れを判断するため、サンプルを希望します。
商品URL/型番:
希望仕様:素材・寸法・色・付属品・包装
今回確認したい点:
数量:
特注箇所:なし/あり(内容)
納品先:日本、都道府県等
確認したい条件:見本代、送料、完成・発送予定、量産品との差
変更を加える場合は、製作前に確認をお願いします。

届いたら、用途に合わせて確認する

項目記録例
識別販売者、型番、到着日、見本の番号。
寸法・素材測った位置と実測値。材質の根拠資料。
外観・加工縫製、印刷位置、傷や汚れ。写真と確認条件。
機能・用途予定する使い方で確認したこと、未確認のこと。
包装個包装、付属品、外箱の保護状態。
判断合格、要修正、確認待ち。修正内容と版番号。

これは一般的な確認項目で、商品の法令適合や安全性を証明する試験表ではありません。販売商品に必要な検査・表示は別に確認してください。

見本が良くても、量産品の保証ではない

見本と量産で材料や工程が変わる可能性があります。承認した見本を識別して保管し、「どの状態を基準にするか」を共有します。必要な検品条件や許容差は本発注前に合意します。変更した見本を再確認せず「修正済みだから大丈夫」と進めないことも大切です。

Alibaba.com公式も、見本の種類や量産品との差を確認する重要性を説明しています。サンプルを頼むこと自体ではなく、判断基準として使える記録を残すことが目的です。

参考・公式情報

公式条件も変更されることがあります。購入時は対象商品・注文画面に表示される最新条件を確認してください。