中国仕入れガイド / 数量・サンプル・発注

中国仕入れの発注内容をまとめるための基本項目と、色・サイズ別の数量表、変更履歴の残し方を解説。Excel等に転記できる発注メモのテンプレートを掲載します。

更新:2026年10月19日 / 編集:BuyerAssist

商品URLだけでなく、仕様ごとの数量、単位、包装、必要な作業、納期、合意した費用を一つの記録にそろえます。送っただけで成立とせず、相手の受領と条件の合意を確認します。

発注書は「同じ認識にそろえる」ためのもの

商品ページやチャットは後から内容が変わることがあります。発注時点の仕様と条件をひとまとめにし、どの版で注文したかを残すことが役立ちます。ここで紹介するのは実務整理用の書式で、契約書の完成形や、すべての法的要件を満たす書類を保証するものではありません。

基本の記入項目

  • 発注番号、作成日、版番号、発注者・受注者の事業上必要な情報。
  • 商品名、商品URL、販売者、型番、参考画像の識別番号。
  • 素材、寸法、色、柄、付属品、合意した見本。
  • 販売単位、入数、仕様別数量、合計数量。
  • 単価、通貨、商品代、別費用、税・送料の扱い。
  • 検品・加工・ラベル・個包装・外箱の指示。
  • 完成・出荷・受取のどの日付を指すか。
  • 発送先、配送方法、検収・不具合時の連絡条件。

色・サイズ別の記入例

以下は架空の管理例です。商品や取引実績、実際の注文条件ではありません。

管理番号仕様販売単位数量
P-01-BK布袋・黒・30×40cm枚60
P-01-WH布袋・白・30×40cm枚40
合計ロゴなし、付属品なし枚100

合計100枚だけでなく、黒60枚・白40枚が相手の確認書にも反映されているか照合します。寸法、素材、包装などは別欄でも明示します。

コピー用の発注内容メモ

発注番号/版:
商品URL・型番:
基準にする見本・仕様書:
仕様と数量内訳:
単位と1単位あたりの入数:
単価・通貨・費用に含む範囲:
必要な検品・加工・包装:
出荷希望日/受取希望日:
配送方法・送り先:
未確定事項:
上記内容を確認し、違いがあれば手配前にご連絡ください。

送信前の3つの照合

  1. 合計数:仕様別の合計が発注総数に一致しているか。
  2. 金額:単価×数量と小計、別費用、通貨が一致しているか。
  3. 版:見積書・仕様書・注文の版が一致しているか。

「前に送った写真」「いつもの仕様」だけでは基準が特定できません。採用した写真や見本の番号を入れましょう。

変更は履歴を残して再確認する

数量や色の変更をチャットで送った場合も、発注メモを更新し、変更前と変更後を示して承認を確認します。返事がないことを同意と扱わないでください。すでに手配が始まっている場合の変更可否と追加費用は個別確認です。顧客の個人情報は、業務に必要な範囲を超えて書類へ載せないようにします。