中国輸入の国際送料はいくら?航空便・船便の違いと安くする方法

月曜日は、利益改善の話。
中国輸入の国際送料はいくら?
航空便・船便の違いと安くする方法
中国輸入をしていると、商品価格と同じくらい気になるのが国際送料です。
「商品は安いのに、送料を入れたら全然安くなかった。」
これ、わりと普通にあります。
この記事で分かること
- 中国輸入の国際送料が決まる仕組み
- 航空便と船便の違い
- どちらを選べばいいか
- 送料が高くなりやすい商品の特徴
- 国際送料を安くする方法
- 送料まで含めて利益を残す考え方
目次
- 1 中国輸入の国際送料はいくら?
- 2 航空便と船便の違い
- 3 航空便が向いている商品
- 4 船便が向いている商品
- 5 国際送料で重要な「容積重量」
- 6 国際送料を安くする方法① 梱包サイズを小さくする
- 7 国際送料を安くする方法② まとめて発送する
- 8 国際送料を安くする方法③ 航空便と船便を使い分ける
- 9 国際送料を安くする方法④ 商品単価だけで工場を選ばない
- 10 送料が高い商品ほど利益改善の余地があります
- 11 こんな計算で考えると分かりやすいです
- 12 航空便と船便、結局どちらがいい?
- 13 バイヤーアシストでは送料まで含めて仕入れを見ます
- 14 商品URLや写真だけでも相談できます
- 15 まとめ|国際送料まで見て初めて「安い仕入れ」になります
中国輸入の国際送料はいくら?
まず一番知りたいところからです。
中国輸入の国際送料は、残念ながら「1kgなら必ず○円」というほど単純ではありません。
同じ重量でも、箱が大きければ高くなることがありますし、同じ商品でも航空便か船便かでかなり変わります。
国際送料は、
「重さ」だけでは決まりません。
主に影響するのは、次のような要素です。
- 実際の重量
- 荷物の大きさ
- 容積重量
- 航空便か船便か
- 発送する数量
- 出荷する地域
- 配送会社やフォワーダー
- 燃油や物流状況
なので、「商品単価は安いけど、箱が大きい」という商品は要注意です。
逆に、小さくて密度の高い商品は国際送料を抑えやすい傾向があります。
航空便と船便の違い
中国輸入でよく使われるのが、航空便と船便です。
ざっくり言えば、
航空便
早い
小ロット向き
送料は高めになりやすい
船便
時間がかかる
大量輸送向き
1個あたり送料を下げやすい
こんなイメージです。
ただ、これも単純に「船便が安いから船便でいい」とは限りません。
航空便が向いている商品
航空便は送料が高めですが、スピードが大きなメリットです。
たとえば、こんなケースでは航空便が使いやすいです。
- 小さくて軽い商品
- 販売回転が早い商品
- 早く追加発注したい商品
- テスト販売用の少量仕入れ
- 在庫切れを避けたい商品
特に、利益率がある程度取れていて、小さくて高単価の商品なら航空便との相性は悪くありません。
船便が向いている商品
一方、船便は時間がかかる代わりに、大きな荷物や大量輸送に向いています。
- 大きくてかさばる商品
- 重量のある商品
- 一度に大量発注する商品
- 在庫回転が読みやすい商品
- 納期に余裕がある商品
たとえば家具、収納用品、大型雑貨などは、航空便だと送料負担がかなり大きくなることがあります。
そういう商品は、船便にするだけで利益構造が変わることもあります。
国際送料で重要な「容積重量」
中国輸入で送料を考えるとき、意外と見落としやすいのが容積重量です。
簡単に言えば、
「軽いけど箱が大きい荷物」は、重い荷物として計算されることがある。
ということです。
たとえばクッション、ぬいぐるみ、収納用品などは、重量そのものは軽くても箱が大きくなります。
商品価格だけ見るとかなり安い。
でも、日本まで送ると急に高くなる。
こういう商品は珍しくありません。
国際送料を安くする方法① 梱包サイズを小さくする
かなり基本ですが、かなり効きます。
無駄に大きい箱、空気の多い梱包、必要以上に厚い外箱。
こういったものを見直すだけで送料が下がることがあります。
見直したいポイント
- 個包装を小さくできないか
- 外箱を小さくできないか
- 空気を抜ける商品ではないか
- 梱包方法を変えられないか
OEM商品なら、設計段階から梱包サイズを意識するのも大切です。
国際送料を安くする方法② まとめて発送する
少量を何度も送るより、ある程度まとめて発送した方が1個あたりの送料は下がりやすくなります。
複数の工場から仕入れているなら、中国国内で一度倉庫に集めてから日本へまとめて送る方法もあります。
商品ごとに送るより、
まとめた方が効率が良くなることがあります。
ただし、まとめすぎて在庫過多になるのも良くありません。
送料だけを下げて、在庫資金が苦しくなったら本末転倒です。
国際送料を安くする方法③ 航空便と船便を使い分ける
全部を航空便、全部を船便にする必要はありません。
むしろ、両方を使い分ける方が安定することがあります。
たとえば
売れ筋商品の在庫が少なくなった分だけ航空便
↓
次回分をまとめて船便
という使い方もできます。
送料だけでなく、在庫切れによる販売機会損失も含めて考えるのがポイントです。
国際送料を安くする方法④ 商品単価だけで工場を選ばない
ここはバイヤーアシストでもかなり重要視しています。
工場Aの商品が100円安くても、
梱包サイズが大きい。
中国国内送料が高い。
不良率が高い。
こうなると、最終的には工場Bの方が安いこともあります。
見るべきなのは商品単価ではなく、
日本到着時点の「着地原価」です。
送料が高い商品ほど利益改善の余地があります
実は、送料が高い商品は悪いことばかりではありません。
逆に言えば、改善できる余地が大きいことがあります。
たとえば、
- 梱包変更
- 輸送方法変更
- 発送ロット変更
- 工場変更
- 中国国内での集約発送
こうした部分を見直すことで、販売価格を変えずに利益を増やせることがあります。
こんな計算で考えると分かりやすいです
仮に、商品単価が500円の商品を100個仕入れるとします。
商品代:50,000円
中国国内送料:5,000円
国際送料:30,000円
検品・手数料など:10,000円
合計:95,000円
1個あたり:約950円
商品価格だけなら500円です。
でも実際に販売できる状態まで持ってくると、950円近くになる。
この差を見ずに利益計算すると、思っていたより利益が残らない原因になります。
※上記は考え方を説明するための簡単な例です。実際の費用は商品・数量・輸送条件などによって異なります。
航空便と船便、結局どちらがいい?
結論としては、商品によります。
少し逃げた答えに聞こえますが、本当にここは商品次第です。
航空便を検討しやすい
軽い・小さい・高単価・回転が早い
船便を検討しやすい
大きい・重い・低単価・大量仕入れ
ざっくりこの基準で考えると分かりやすいです。
バイヤーアシストでは送料まで含めて仕入れを見ます
バイヤーアシストでは、商品価格だけを見て「安いですね」とは判断しません。
国際送料、中国国内送料、検品、MOQ、梱包、不良率。
そこまで含めて、最終的にいくらで仕入れられるかを見ます。
安い商品を探すのではなく、
利益が残る仕入れ方を探す。
この違いは結構大きいです。
今の仕入れ先が悪いとは限りません。
でも、送料まで含めて他と比較したことがないなら、一度見直してみる価値はあります。
商品URLや写真だけでも相談できます
「この商品の送料、高い気がする。」
「航空便と船便、どっちがいい?」
「今の仕入れ方法を変えたら利益が増える?」
こういう相談でも大丈夫です。
最初はこのくらいでも大丈夫です
- 商品URL
- 商品の写真
- 現在の仕入れ価格
- だいたいの発注数量
- 分かれば現在の送料
すべて揃っていなくても問題ありません。
まとめ|国際送料まで見て初めて「安い仕入れ」になります
- 国際送料は重量だけでは決まらない
- 箱の大きさや容積も重要
- 航空便は早く、小ロット向き
- 船便は大量輸送で送料を下げやすい
- 梱包サイズを小さくすると送料改善につながる
- まとめ発送で1個あたりコストを下げられる場合がある
- 商品単価ではなく着地原価で判断する
中国輸入では、商品の値段ばかり見てしまいがちです。
でも利益を左右しているのは、案外その横にある送料だったりします。
100円安い工場を探すより、輸送方法を見直した方が効果が大きいこともあります。
なので一度、
「今の国際送料、本当にこれが最安ですか?」
という目線で見直してみると、意外と改善ポイントが見つかるかもしれません。
商品URL・写真だけでも大丈夫です
今の国際送料、もっと下げられるかもしれません。
バイヤーアシストでは、中国輸入・中国OEM・工場直仕入れについて、
商品代だけではなく送料や着地原価まで含めて確認します。
今の方法が一番良い場合は、そのままの方が良いと正直にお伝えします。
無理に仕入れ先を変える必要はありません。