Amazon販売で「JANコードなし出品」は違反?|中国輸入商品の対処法と安全な手順を解説

目次
はじめに|「中国商品にはJANコードがない…」どうすればいい?
Amazonで販売する商品には、基本的に「商品識別コード(JANコード)」が必要とされています。
しかし、中国輸入品にはこういった悩みがよくあります:
「仕入れた商品にバーコードがついていない」
「OEMじゃない商品だけど、JANコードをどうすれば…?」
「無理に自作すると違反にならない?」
この記事では、JANコードがない中国輸入商品をAmazonで安全に出品する方法を、
初心者にもわかりやすく解説します。
✅ JANコードって何?Amazonでの役割とは?
JANコードは、主に日本国内の商品に使われている「商品識別番号」のこと。
Amazonではこのコードを使って、商品を正しく登録・管理しています。
Amazonで出品するには、基本的に以下のどれかが必要:
- JANコード(バーコード)
- EANコード(ヨーロッパ規格)
- UPCコード(アメリカ規格)
- GTIN免除(出品許可)
✅ 中国輸入商品の多くは「JANコードがない」ことが普通
タオバオやアリババの商品は:
- JANコードを持っていない
- 無地・ノーブランド品が多い
- OEM品でも独自のコード発行はされていない
→ つまりJANなしが「当たり前」の状態です。
✅ 「JANコードなし出品」は違反なのか?
結論から言うと:
🟢 Amazonの規約に沿って申請すれば、JANコードがなくても出品可能です。
✅ GTIN免除の仕組みとは?
GTIN(Global Trade Item Number)とは、JANなどのコードを含む商品識別の総称。
このGTINを免除申請することで、バーコードのない商品でも出品が可能になります。
▶ GTIN免除の申請手順(簡単)
- セラーセントラルにログイン
- 「ヘルプ」から「GTIN免除」で検索
- メーカー名とカテゴリを入力して申請
- 数時間〜数日で承認
※「ブランド名」は“Generic(ノーブランド)”でも通る場合が多い
✅ GTIN免除が通りやすいケース・通りにくいケース
通りやすい | 通りにくい(注意) |
---|---|
無地の商品・ノーブランド品 | 有名ブランド風デザイン(模倣扱い) |
自社ブランド登録済み | 他社ブランド名で出品しようとした場合 |
カテゴリが明確 | 曖昧な商品カテゴリ(特に医薬・家電系) |
✅ 自社ブランド化(OEM)する場合は、JANコードを取得すべき?
→ 将来的にブランド登録・Amazon内広告・カタログ強化を考えるなら、
JANコード(GS1事業者コード)を正規で取得することがおすすめ。
ただし、費用(年間数万円〜)が発生するため、
最初の段階ではGTIN免除で問題なしというのが現実的な判断です。
✅ バイヤーアシストでは、JANなし出品の相談にも対応しています
- OEM前提で出品を考えている
- どの申請方法が自分に合っているか分からない
- 自社ブランド化を視野に入れている
という方には、
- GTIN免除に通りやすい構成のアドバイス
- OEMサポートとセットでJAN取得までを支援
- 検品・FBA納品・ラベル貼付まで一貫対応
も含めてサポート可能です。
💬 出品相談やOEM構築についてはお問い合わせフォームからどうぞ!